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インド・チャンドバオリの階段井戸の感想・アバネリ村の雰囲気は?【穴場観光】

インドには面白い観光スポットがたくさんありますが、まだまだ一般的には知られていない魅力的なスポットがあります。

その一つがチャンドバオリという階段井戸で、「落下の王国」という映画のロケ地としても使用されたことをきっかけに、旅行好きの人たちの間で近年話題になりつつあります

今日はチャンドバオリに行ってみた感想階段井戸とは何か?ということについて書いていきます。

階段井戸とは?

階段井戸とは、地下に向かって掘られた井戸の周りが階段になっていて、階段を下りて井戸に貯まった水を汲むことができる建造物です。

階段井戸が昔のインドで活用されていた理由は大きく2つあります。

  1. 雨水を貯めておくため
  2. マハラジャの避暑地

乾燥し猛暑の気候であるインドでは、昔、水は大変貴重な資源でした。

そのため、水を少しでも多く確保するために、地下深く井戸を掘って地下水を活用していました。

かなり深く掘らないと水が湧き出てこなかったため、巨大で深い階段井戸が造られることになったそうです。

また、常に水がはってあるため井戸の周辺は体感温度が低く、マハラジャ(王様)の避暑地として・また人々の憩いの場としても活用されていたそうです。

巨大な階段井戸はインドの各地に残っており、それぞれ観光スポットとして知られています。

階段井戸チャンドバオリのあるアバネリ村ってどんなところ?行き方は?

チャンドバオリはインド北西部・ラジャスタン州にあるアバネリ村という小さな村にあります。

アバネリ村は観光客に人気の街、ジャイプールとアグラの中間にあるので、ジャイプールからアグラに移動する途中に寄るのが一般的です。

田舎のためアバネリ村まで行く手段はジャイプールからバスに乗るか、車をチャーターするかしかありません。ジャイプールからアバネリ村までの所要時間は約3時間です。

アバネリ村についてみると、とっても小さな村で、背の高い建物など全くなく畑が広がっている田舎町です。

チャンドバオリも道路から見ると外観は寂れていて、見逃してしまいそうなくらい。

本当にここが遺跡なの?という感じで、畑の中にチャンドバオリがポツンとあるだけでした。

観光客もほとんどいなくて、現地の方が普通に暮らしている農村という雰囲気なので、まだ観光地化されていないインドの素朴な風景を味わえるという意味では穴場スポットだと思います。

巨大階段井戸チャンドバオリを実際に見た感想は?

あまりにも寂れた外観で人も全然いなかったので、あまり期待せずに施設内に入場。

すると、外観からは想像できないほど神秘的な空間が広がっていました。

とっても大きく装飾も凝った階段井戸です。本当に、アドベンチャー映画とかに出てきそうな雰囲気。

写真では切れてしまっていますが、正方形の井戸の大きさは一辺が35mで、深さは30mもある巨大井戸だそうです。
あまりに大きく柵があるため階段の一番下は見えにくかったですが、水が少し溜まっていました。

井戸の四方に階段があり、幾何学的な模様をつくりだしています。

チャンドバオリ全体が土色で遺跡感たっぷりなので、古代遺跡とかが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。

以前は階段を下りることができたそうなのですが、残念ながら現在は柵で囲まれており階段の部分に立ち入ることはできません

下の写真正面の屋根がある小さい広場のようなところに当時のマハラジャが避暑地として過ごしていたそうです。

ここでは色鮮やかな鳥も見ることができ、南国の気分を味わえました。

井戸の周りにはぐるっと出土品が置かれています。

この出土品は観光客でも普通に触ったり傍に腰かけたりことができるので、工夫次第で面白い写真が撮れると思います。

観光客は私たちのグループの他に少人数グループが1~2組いたくらいでした。

タージマハルや世界遺産の宮殿のようにメジャーな場所は観光客だらけですが、まだまだ観光地としてマイナーなチャンドバオリはのんびりと訪れることができますよ

古き良きインド・南国の雰囲気を味わいたい方には本当にお勧めです。

チャンドバオリも有名になり観光地化されつつあるので、商業化が進む前にぜひ行ってみてください。