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インド・ピンクシティの「風の宮殿」の窓の意味は?建物内部と周辺の観光スポットも紹介

今日は、インド・ジャイプールで大人気の観光地「風の宮殿」についてご紹介します。

観光ガイドにも必ず載っていて、とっても写真映えのする風の宮殿。

実際に行ってみると、建物の内部は意外な設計になっていて面白かったです。

風の宮殿の外観・無数にある窓の理由・建物の内部・周辺の観光スポットについて、以下の記事では実際に訪れた感想も含めて書いていきます。

風の宮殿はジャイプール観光のシンボル

風の宮殿があるジャイプールの旧市街は、ピンク色の建物が多いことから「ピンクシティ」という愛称で親しまれ、カワイイ街並みが女性観光客に人気の街です。

ジャイプールの中でも風の宮殿は、旅行ガイドブックやツアー紹介に必ず登場し、ピンクシティのアイコン的存在になっています。

なぜそんなに風の宮殿が人気かというと、

  • 淡いピンク色
  • 大きな建物に並ぶ数え切れないほどの小さな窓

このような外観が特徴的だからです。

特に小さな窓は953個もあるそうで、不思議な印象を与えます

ちなみに、風の宮殿の外観と一緒に写真を撮ることは結構至難の技だと思います。

なぜかというと、宮殿の目の前は交通量が多く、混雑していてなかなか立ち寄れないからです。風の宮殿の外観写真を撮りたい場合は、道路を渡って反対側に行くとスムーズです

風の宮殿に無数の窓がある理由

風の宮殿にはなぜたくさんの小さな窓があるのか気になり、調べてみました。

その理由は2つあります。

  1. 多くの女性たちが外を眺められるようにするため
  2. 風通しを良くするため

風の宮殿は、マハラジャ(昔のこの土地の王様)によって後宮の女性たちのために建てられました。

当時、後宮の女性は自分の姿を人に見られることを禁じられていて、外に出られるのはごく限られたときだけだったそうです。

ほとんどの時間を宮殿の中で過ごしていた女性たちは、窓から外の様子を眺めることを楽しみとしていたんだとか。

そのために、風の宮殿ではたくさんの窓を建物全体に作り、女性が外を眺められるように建設されたそうです。

また、宮殿の窓は外側からは女性の姿が見えないように、中が見えにくいよう工夫して設計されているんです。

そして、ジャイプールは砂漠にも近くとても暑い気候です。

その気候の中で女性が少しでも快適に過ごせるよう、風通しを良くするためという理由でも無数の窓が作られたそうです。

「風の宮殿」という名称は、この風通しの良さが由来と言われています。

風の宮殿が建てられたエピソードを聞くと、マハラジャの女性に対しての配慮がつまった建物のように見えますね。

風の宮殿に入ってみた!内部はどうなっているの?

風の宮殿の内部に入ってみました。

外観は大きくて立派な風の宮殿。内部も相当豪華なんだろうな~と思い入ってみると・・

内部はとっても質素なつくり

風の宮殿の外観は正面から見ると立派なのですが、実は奥行きがほとんどないのです。
横から見ると薄っぺらいつくりで、実際に中に入ると、内部は窓と通路があるだけの建物です。

下の写真は中庭から宮殿を撮ったものですが、建物の薄っぺらさがなんとなく伝わるでしょうか?

個人的な感想としては、風の宮殿が建てられたエピソードを聞いたときは、優しいマハラジャが女性たちに配慮して建設したのかな?と思っていたのですが、内部に入ってこの簡素さを見たときには、実際は・・?と思いました。

質素とは言っても宮殿に仕える女性のための建物なので、窓にはステンドグラスがあります。

宮殿の内部は、細い通路と階段のみの簡素な造りですが、通路が複雑で迷ってしまいそうなくらいでした。

風の宮殿と合わせて訪れたい、周辺の観光スポット

風の宮殿の周辺には観光スポットがコンパクトに集中しているので、観光するときはまとめて行ってみると効率的だと思います。以下では、風の宮殿と合わせて行きたい徒歩圏内で行けるスポットをご紹介します。

ジャンタル・マルタル

風の宮殿の屋上からも見ることができる世界遺産風の宮殿からは徒歩10分程度です。

写真は風の宮殿の最上階から撮ったものですが、一番右端、縦中央に少し映っている直角三角形の形をしたベージュの建物がジャンタル・マルタルです。

ジャンタンル・マルタルは昔マハラジャが造った天文台で、オブジェのような不思議な形の計測器が並んでいました。

現在もジャンタル・マルタルにある計測器で時間などを計測することができ、占星術や天文学が好きな方にお勧めのユニークなスポットです。

シティ・パレス

シティ・パレスは現在も使用されている、マハラジャの邸宅です。風の宮殿から徒歩1分くらいで行くことができます。

現在も王族が住んでおり、王族の居住エリア以外の一部が博物館として公開されいます。

ちなみに、インド国旗が揚がっているときは王族がシティ・パレスにいるときだそうです。

博物館では、昔のマハラジャが使用していた服や雑貨などが展示され、豪華な生活を見ることができました。