ヨガ

サントーシャとは?断捨離・シンプルライフがしたくなるヨガ哲学

今日はヨガ哲学の中から「サントーシャ」についてお伝えします。サントーシャは、何気ない日常生活を豊かに過ごすためのヒントをくれる教えです。

ヨガ愛好者にはミニマリスト断捨離をしてシンプルライフを好む人が多くいます。

その理由はヨガ哲学を学ぶことでシンプルに生きることの良さに気づいている人が多いからだと考えています。

この記事では、サントーシャとは何か?サントーシャがなぜ断捨離やシンプルライフと関連しているのか?を書いていきます。

サントーシャとは?「満足」との意味の違いは?

「サントーシャ」とは、サンスクリット語で「足るを知る(知足)」という意味の言葉です。

つまり、「これ以上何も求めなくても、今の自分自身ですでに足りていることを知る」というヨガ哲学の教えです。

「足るを知る」と言うと、「満足すること」と同じ意味に思えるかもしれません。実際にサントーシャと満足を混同している人も多く見かけます。

ですが、ヨガ哲学の本「ヨガスートラ」にはサントーシャは「満足」とは区別しなければならないと書いてあります。

サントーシャと満足の違いを考えてみると、本質的なところで全く違う意味があることがわかります。

  • 満足幸福を外側から得て満たされること。自分の外側に幸福を求めるのには終わりがありません。
  • サントーシャ=外側に幸福を求めるのではなく、「ただあるがまま」の状態で良しとすること

もう少し具体的に言うと、

例えばAさんは次の4つのことが満たされているからこれで満足!と思っていたとします。

  • 好きな会社に就職できた
  • 大好きな彼と結婚できた
  • 月に○○万円のお金を稼げている
  • 子どもが生まれた

Aさんが満足している事は、すべて自分を取り巻く環境や所有しているお金など、自分の外側にある幸福です。

何かを得て満足するかもしれませんが、自分が望む状態がいつまで続くかということは自分ではコントロールできません。物事の結果はコントロールできないというのは、ヨガ哲学のイシュワラプラニダーナという教えで言われていることです。

https://romi7blog.com/yoga-tapas-ishvarapranidhana

そして、もしもこれらの内の1つでも失ったら満足も失います。そしてまた失ったものを取り戻そうとして、終わりのない満足を追い求めます。

それに比べて、サントーシャは何が来ても、何が去って行ってもOK!な状態のことです。

自分を取り巻く外側の状況が変化したとしても、自分自身がただいるだけで良しとするようなイメージがサントーシャです。

サントーシャを理解して実践したとき、自分の幸せが自分の外側で起こる物事に影響されなくなるので、これ以上ない喜びを得ることができると言われます。

ヨガ哲学が断捨離やシンプルライフに関連している理由は?

ヨガ愛好者には断捨離を習慣にしている人や、ミニマリストとしてシンプルライフを好んでいる人が本当に多いです。

その理由はいくつかのヨガ哲学の教えが関連しているからだと思います。

そして、サントーシャも断捨離やシンプルライフに関連している教えです。

上で書いたことを繰り返しますが、

サントーシャとは外側に幸福を求めるのではなく、ただあるがままで良しとするということ。

このサントーシャの教えを理解すると、自分の幸せにはそんなに多くの物事は必要ではないことに気づきます。

そして、昔、自分を満足させるために買い込んだ洋服・バッグ・装飾品・家具など家の中の物が不必要だと判断して手放すことができるようになってきます

また、物を買うときもただ自分の感覚を満足させるためだけに不必要な物は買わなくなるので、どんどんシンプルなライフスタイルになっていくのです。

まとめ

サントーシャの教えを理解することで、たとえ金銭的に豊かでなくても、高い地位についていなくても、豊かな人生を送ることができるようになってきます。

私もヨガを学ぶ前までは、他人を自分を比較して自分に足りないところを探す癖がありました。

友達がブランド物のバッグを持っていたら、自分には本当は必要ない物なのに買う、ということを繰り返して部屋の中は要らない物でグチャグチャ・・という生活を送っていました。

ですが、サントーシャの教えを理解したら、本当に自分に必要な物は何か?を考えるようになり、それ以外の物に対する執着心がなくなりました。

今では、入ってきた情報に惑わされることも少なくなり、頭の中も部屋もすっきり快適に過ごせています

ヨガ哲学を日常生活にも取り入れて、シンプルに楽しめる暮らしを過ごせたら素敵ですね