インドの文化

【感想】インド映画「ワナジャ」が凄い!女優やダンスについても詳しく調べてみた

たまたまAmazonPrimeで見つけたインド映画「ワナジャ」主演の女の子が可愛く、ダンスシーンも圧巻でした。

インド好きの方やダンス好きの方には是非ともおすすめしたい映画なので、今日は「ワナジャ」あらすじ制作の経緯主演のメーメサ・ブキャのこと、映画の中で踊っていたダンスのことを感想を交えて書いていきます。

映画「ワナジャ」とは?

「ワナジャ」 1時間52分
2006年 
監督 Rajnesh Domalpalli
主演 Mamatha BhukyaUrmila Dammannagari

インド映画というと歌って踊ってキラキラしてるボリウッド映画のイメージが強いですが、ワナジャはインドの田舎町の現実を感じさせる素朴な映画です。

「ワナジャ」のあらすじは?

ワナジャは南インドの田舎町に父親と2人で暮らしている15歳の少女。

ある時占いでワナジャは将来素晴らしいダンサーになれる、そしてお金持ちになれると予言されます。

身分が低く貧しいため、学校を辞めて働きに出ることになり、働きながら雇い主の女主人にダンスを教えてもらうことになります。

ダンスはどんどん上達していくが、低い身分の女子ということで様々な困難を経験するというストーリー。

映画「ワナジャ」は大学の卒業制作だった?

ワナジャの情報を調べていてビックリしたのが、この作品、監督のラージュニシュ・デュマールパリがアメリカ・コロンビア大学映画学校で修士号を取得するために制作した作品なんです。

俳優も素人からスカウトして、演劇のトレーニングを行ったとか。

2007年にベルリン国際映画祭でも賞を受賞し、海外で高く評価されている作品で、とても卒業制作でつくったとは思えないクオリティーです。

ワナジャ主演のインド美女Mamatha Bhukya(メーメサ・ブキャ)とは?

ワナジャは決して気分の良いストーリーではないけど、主役の女の子が可愛いので最後まであっという間に観てしまいました。

主役の女の子を演じたのはメーメサ・ブキャ化粧をしなくても顔立ちが綺麗で、エキゾチック。ボリウッド映画によく出てくる着飾った女性とはまた違った、天然美少女です。

メーメサ・ブキャが主役に抜てきされたエピソードや生い立ちもかなりドラマチックです。

メーメサ・ブキャがワナジャ主役に決まった経緯は?

ワナジャはすべての俳優が素人からスカウトされています。

主役のメーメサ・ブキャも学校に通う普通の女の子でした。

これまで演技経験・ダンス経験一切なしの素人で、たまたま監督が彼女の学校に来たときに目に留まります。

当時のメーメサ・ブキャは髪がショートカットで男の子みたいな風貌だったため、監督は最初、彼女を選ぶつもりはなかったそうです。だけど、メーメサ・ブキャの歌声を聴き採用を決定します。

ワナジャの主役が決まったことを学校で話すと、「君にできるわけない」と言われたとか。傷ついたけど「絶対やり遂げてみせる」と言って演技とダンスを特訓したんだそうです。

演技もダンスも未経験からたった1年間で習得したというのはビックリですね!

メーメサ・ブキャの生い立ちが衝撃!インドに残る女性差別の考え方とは?

メーメサ・ブキャは6人姉妹の末っ子で、彼女が生まれたとき、母親はまた女の子だとがっかりして彼女を捨てようとしたそうです。

その生い立ちをインタビューで本人が笑って話していることに衝撃を受け、インドって割とこうゆうことが普通にあるのかな?と思い調べてみました。

インドでは現在でも女性差別の考え方が根強く残っていて、特に貧困層の家庭では女の子は働き手にならないからと言って、男の子を望む親が多いそうです。

また、娘が結婚するときには高額な持参金を持たせなければいけないのでお金がかかることも女の子が望まれない理由です。

衝撃の生い立ちの中で育ち映画で素晴らしい演技をしたメーメサ・ブキャは、ワナジャの役柄と同じで困難な状況から這い上がろうとする強さがたくましいと思いました。

将来は、良い俳優になりたい・クチプディダンスも完璧に踊れるようになりたいと言っていました。これからが楽しみな女優さんですね!

ユーチューブにメーメサ・ブキャのインタビュー動画をアップされています。興味がある方はチェックしてみると彼女の家庭の様子や学校生活などを知ることができますよ。

ワナジャの踊っていたダンスのジャンルは?

映画の最大の見どころはワナジャがダンスを踊っているシーンです。素朴な太鼓の音楽・衣装も普段着なのに、あんなに見ごたえのあるダンスが踊れるとは!

映画で出てきた踊りはクチプディダンスという踊りです。

クチプディダンスとは?

クチプディダンスは南インド発祥の伝統的なインド舞踊です。

今は女性でも踊れるけれど、昔は身分の高い男性のみ踊ることを許されていたダンスだそうです。

映画の中では早いテンポの太鼓のリズムにのせて、足首にたくさんの鈴をつけて足を踏み鳴らし、土着的な力強さを感じるダンスでした。

また、ムドラーと呼ばれる手のジェスチャーを多用していて、ムドラーや目の動き、表情で表現が伝わってくる踊りです。

日本でインド舞踊・クチプティダンスを習える教室はあるのか?

日本でクチプディダンスを習える教室があるのか、調べてみました。

他のインド舞踊は様々な教室があるのですが、クチプディダンスは日本ではマイナーなのか、教えている教室は私が調べた限りでは東京にあるインド舞踊教室「東京ナーティヤルーパ」というところのみでした。

講師の先生はインドと日本で長年活躍されているベテランダンサーのようですので、日本にいながらにしてクチプディダンスを本格的に学ぶことができそうです。